株式会社 工苑

サーボモータ用ドライバ

サーボモータ用ドライバ

ロボットやAGVに 米AMC社の小型・大出力モータドライバ

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米ADVANCED Motion Controls社のモータ用サーボドライバは小型・大出力、そしてネットワークに対応しています。種類も豊富で、ご使用になる市販または特注モータに適したドライバを探しやすいでしょう。欧米や中国で広く使われており、国内でもAGVや精密測定器での実績があります。

デジタル超小型FlexPro™ドライバシリーズ

新しく開発したFlexPro™ドライバシリーズは、名刺1枚の上に4個が収まる程度の小型でありながら、最大定格出力1.3kW(連続定格電流25A)の大出力、ネットワークとしてEtherCAT通信ネットワークに対応しています。
ロボットやAGVなどに必要なエンコーダ・フィードバックを備え、DC電源駆動の高効率なパワーと合わせて高いパフォーマンスを備えています。

【主な特徴】

■タイプとして基板実装(PCB)タイプ、組込みタイプ、評価ボードタイプがあります
■PCBタイプのサイズは、38.1x25.4x16.0mm。質量は22.7g
■連続定格電力(電流)は、0.3kW(5A)、0.5kW(10A)、1.3kW(25A)の3種類
■対応する供給電圧は、10~55VDCと広範囲
■EtherCATネットワークに対応
■フィードバックは、インクリメンタルエンコーダと絶対値エンコーダ(BiSS-C)に対応
■制御モードは、位置・速度・トルク(電流)があります
■AGVなどに必要な安全トルクオフ(STO)の機能安全を備えます
■駆動できるモータは、ブラシ/ブラシレスDCモータ、ステップモータ(2または3相)

アナログ小型Micro-Zシリーズ

Micro-Zシリーズは、約40mm角、わずか9gのヒートシンク不要な基板実装型のアナログ・モータドライバです。
最大定格出力171W、連続出力電流は5Aと大出力です。
ブラシ付/ブラシレスDCモータをホールセンサやインクリメンタルエンコーダなどのフィードバックで制御できます。ロボットでのモータ駆動のほか、DCモータ駆動のバルブ実験装置などで実績あります。

【主な特徴】

■基板実装(PCB)タイプ。
■サイズは、38.1x38.1x7.34mm。または、43.2x38.1x9.4mm。
■連続定格電力は171W。定格電流は5A、瞬間的な最大電流は10A。
■対応する供給電圧は、10~36VDCと広範囲。
■指令信号は、±10V、またはPWM-Dirのモデルがあります。
■フィードバックは、ホールセンサ、またはインクリメンタルエンコーダのモデルが選択できます。
■制御モードは、速度・電流、オープンループのモデルが選択できます。
■AGVなどに必要な安全トルクオフ(STO)の機能安全を備えます
■駆動できるモータは、ブラシ/ブラシレスDCモータ。

電動車向けM/Vシリーズ

M/Vシリーズは、電動車用モータコントローラです。
DCブラシモータ/ブラシレスモータどちらにも対応。
このモータコントローラは、電気自動車をはじめ各種電動車を動作・駆動させるように設計され、バッテリからモータへ大電力を供給し、複数の制御モードによって電動車を推進させます。
M/Vシリーズは、牽引/推進、ステアリング、リフティングなど車輌の操作性の向上、バッテリーの寿命を最大にします。電力密度、高効率、放熱性を考えるとM/Vシリーズが選ばれると確信しています。

【主な特徴】

■タイプとしてデジタルタイプとアナログタイプの2種があります
■デジタルタイプは、専用ソフトウェアでパラメータ設定ができ、CANopen対応です。
■本体サイズは、203.2 x 139.7 x 59.7mm。質量は1.64kg
■連続定格電力(電流)は、モデルにより80~150Aの範囲で選べます
■対応する供給電圧は、モデルにより20~170VDCの範囲で選べます
■フィードバックは、インクリメンタルエンコーダと絶対値エンコーダ(BiSS-C)に対応
■制御モードは、位置・速度・トルク(電流)、CANopenなど複数あります。
■AGVなどに必要な安全トルクオフ(STO)の機能安全を備えます
■電動車のためにキースイッチ、電磁ブレーキ、スロットルなどの機能もあります
■一般産業用途向けモデルもあります(キースイッチなど未搭載)

ネットワーク対応ドライバ

ネットワーク対応ドライバとして、DigiFlex® Performance™シリーズがあります。
ネットワークを介して制御することはもちろん、スタンドアロンとしても使用することができます。
このシリーズは、別に提供しているDriveWareソフトウェアでPCからパラメータ設定をすることができ、ユーザの負担は軽減されます。

【主な特徴】

■スタンドアロンだけでなくネットワーク構成が可能
■利用可能なネットワーク
 CANopen、EtherCAT、POWERLINK、Modbus TCP/RTU、RS485
■ドライバ形状
 パネルマウント、PCBマウント、車両搭載タイプ
■無料提供のDriveWareソフトウェアで、パラメータ設定、試運転、インデックス動作が可能

耐環境型ドライバXシリーズ

野外での厳しい環境下で使用するため高温・低温や振動に強い耐環境型サーボドライバ、Xシリーズ。
優れた熱性能により外部ヒートシンクやファンなどの冷却システムが不要になり、システム設計のコンパクト化と全体的な信頼性の向上が可能です。
サーボドライバにはアナログタイプ(AZX)とデジタルタイプ(DZXとFXE)があり、基本的にPCBモデルですが、カスタム仕様としてボックスタイプや特殊形状も対応いたします。

【主な特徴】

■DZX(デジタル)シリーズの動作温度範囲は、-40~75℃
■AZX(アナログ)シリーズの動作温度範囲は、-40~85℃
■耐熱衝撃性:~1℃rise/sec
■耐振動性:30Grms 5min 3方向
■耐衝撃性:15G 11msec 正弦半波
■MIL-STD-810準拠
■オプション規格
 MIL-STD-1275 MIL-STD-461 MIL-STD-704 MIL-HDBK-217

ソフトウェアDriveWare

DriveWare®7は、DigiFlex®Performance™デジタルサーボドライブ用の無料のソフトウェアです。デジタルサーボドライバの設定および動作確認、また簡単なインデックス動作ができます。
ドライブ制限、制御ループ(電流、速度、および位置)、およびイベント処理は、DriveWare®で設定できます。
設定に加え、内蔵されたオシロスコープと波形発生器機能で最適なチューニングができます。
基本的な位置決め、モーションプロファイル、インデックス、シーケンスを制御するための組み込みのモーションコントローラー機能も備えています。
ソフトウェアはAMC社のサイトからダウンロードが可能です。

【主な特徴】

■モーションパネル
モーションパネルツールは、事前定義されたインデックス、ジョグ、モーションプロファイルを実行するために使用します。
■インデックス動作
位置、速度、加速/減速度を使って、最大16のインデックスタスクを作成できます。作成したインデックスタスクはデジタルサーボドライバへ組込むことで、モーションパネル、デジタル入力、外部からのネットワークコマンドで実行可能です。
■シーケンス
作成したインデックスはホームングルーチンやその他の制御機能と組み合わせて最大16に異なるシーケンスを形成

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