開発期間の短縮とコスト低減を強力にサポート
油圧制御システムにデジタルサーボコントローラ
 システム選択のポイント

■調整期間の短縮■
 コントローラ自体には専用の言語を用いていますが、PCなどC言語等多言語と組み合わせての制御が可能。またハイパーターミナルなどで直接コマンドやプログラムを動作させることもでき、ソフト開発や機器の調整・トラブル時の時間を短縮することができます。

■省スペース化■
 コントローラはスタンドアロン型なので開発や調整が終了後、PCがなくともそのまま機器に組み込みことができます。油圧だけでなく電動モータ等の混在制御もできます。
 またTCP/IPやModbusなど通信による遠隔管理も可能です。

■データロギング■
 データロギングは単体ではもちろん、LANを使って複数の装置のデータロギングも可能です。


 当社の強み
 
 当社は油圧の分かる電子制御会社を目指しており、既に公的研究機関や大手企業の開発部門のお手伝いをさせていただいております。
 お客様からいただいた要求仕様を読み解き、お打合せの上、油圧装置については油圧装置製造協力会社に依頼し、油圧制御・電子制御の部分は当社が担当。これらを合体させて現場立会いのもと、調整・納入しております。

 要求仕様に基づき、当社取り扱いのモーションコントローラや市販のPLC等を使って油圧制御装置を設計・製造します。

 代表的なところでは
 (1) 自動車用油圧ポンプ耐久試験機および性能試験機
 (2) 摩擦試験機
 (3) 油圧式地震体感装置
 (4) 成型試験機
 (5) 6軸パラレルメカニズム実験装置(機械振興協会殿)

などがあります。

 油圧制御の技術的な問題も、フルードパワーシステム学会の諸先生、各油機メーカーや旧東京精密測器技術者の独自ネットーワークのもと、臨機応変に対応・解決しています。
 システムを支えるモーションコントローラ
スタンドアロン型
DMC40x0シリーズ
スタンドアロン型廉価版
DMC-41x3シリーズ
PCIカードバス版
DMC-18x6シリーズ

1台で1〜8軸に対応
エンコーダ入力
 最大22MHz/各軸ごとに2入力/二重ループ可
デジタル入出力
 各16点(5〜8軸)/各8点(1〜4軸)
アナログ入力 8点(12bit/オプションで16bit)
Eternet/RS232でPCと通信可能
対応OS Windows/Linux



1台で1〜8軸に対応
エンコーダ入力
 最大15MHz/各軸ごとに2入力/二重ループ可
デジタル入出力
 各16点(5〜8軸)/各8点(1〜4軸)
アナログ入力 8点(12bit/オプションで16bit)
Eternet/USBでPCと通信可能
対応OS Windows/Linux/MacOS

ボードの他、ボックスはオプション対応

1台で1〜8軸に対応
エンコーダ入力
 最大22MHz/各軸ごとに2入力/二重ループ可
デジタル入出力
 入力24点 出力16点(5〜8軸)
   /各8点(1〜4軸)
アナログ入力 8点(12bit/オプションで16bit)
対応OS Windows/Linux

ボード長さ
 1〜4軸 200.0x107.7(mm)
 5〜8軸 312.0x107.7(mm)
 これらコントローラはPID補償に加え、速度や加速度によるフォードフォワードやノッチフィルタが提供されています。
 プログラム機能として、外部イベントとの同期が可能なアプリケーションプログラムを同時に8つまでマルチタスクとして実行できます。
 制御例:荷重・位置制御

 当社実績をもとにガリルモーションコントローラを使用した荷重(圧力)制御と位置制御の制御例は下図の通りです。


 コントローラは2軸対応のDMC-4020を使用。
 X軸で、2相インクリメンタル信号による位置サーボ。Y軸で、ロードセルアンプからの電圧信号をフィードバックとする荷重制御を行ないました。


 荷重信号はバッファで2系統に分け、1系統はリレーを介してサーボアンプのフィードバックへ入力。リレーオン時にコントローラからの指令電圧を目標荷重としたサーボアンプ(当社、KSAM)によるアナログ荷重ループとします。

 もう1系統はリレーオフ時に荷重信号をフィードバックとするデジタルサーボループとなります。

 位置制御は、コントローラからのX軸指令出力をサーボアンプのマイナーループ入力を利用しています。これは荷重制御とは別の軸で位置制御を確保することで、その場停止や緊急退避等が可能としています。

 この制御例ではインクリメンタルエンコーダとしていますが、ガリルコントローラでは初期原点復帰を必要としないアブソリュートエンコーダとしてSSIエンコーダ入力オプションがリリースされています。


詳細は日本工業出版「油空圧技術」2011年2月号掲載
 システムを支えるサーボアンプ
 油圧サーボ弁アンプ
 KSAMシリーズ
 当社オリジナル、フィードバック2段型簡易サーボアンプ。
 油圧バルブメーカ各社の「圧力制御サーボ弁」、「流量制御サーボ弁」、「サーボ比例弁」などに対応できます。また3段式バルブスプールのLVDT位置検出器にも対応可能。
 回路構成はオペアンプによるアナログ式定電流出力(電圧出力タイプは定電圧出力)であり、PIDに加えてP制御ではLPFをかけることもできます。

 出力仕様:±10mA/±30mA/±100mA または ±10V(最大出力電流100mA)
 入力仕様:
 指令入力およびFB1入力 ±10Vまたは4〜20mA
 FB2入力:3線式または4線式LVDT FB信号

       励磁:2.3KHz/3Vrms  出力:±10V/FS
 お問い合わせは…
フォーム       メール       044−811−3421
 過去のレポート

 過去、日本工業出版「油空圧技術」にもガリル・モーションコントローラと油圧制御に関するレポートを掲載しました。
 掲載した情報は次の通りです。

 
 (1) 多軸コントローラ<高機能ですぐに使いこなせる多軸コントローラの油圧適応例> 2010年4月号
 (2) デジタルサーボコントローラによる油圧サーボシステムの構築<油圧サーボコントローラの新しい流れ> 2006年7月号

株式会社工苑
〒213-0004 川崎市高津区諏訪1-11-1     TEL:044-811-3421 FAX:044-811-2238
E-mail:info@koenn.co.jp